iOS Xcode

【Xcode】ビルド環境別に使用する外部ファイルを変える

2022年1月30日

外部から取り込んだファイルをビルド環境別に変えたということがあるかと思います。
例えばアプリの開発を行う際によく利用される分析ツールとしてFirebase Analyticsがありますが、開発用と本番用で分析環境を分けるといった運用をすることはよくあるかと思います。
その際にFirebaseで発行されたGoogleService-Info.plistファイルをアプリ内で持つ必要がありますが、この時のGoogleService-Info.plistファイルを例にして、開発用と本番用で使用するファイルを変える方法をご説明します。



環境別に外部ファイルを追加

GoogleService-Info.plistファイルを名前を変えて、GoogleService-Info-Debug.plist、GoogleService-Info-Release.plistとして追加



Run Scriptを追加

Build Phases+ボタンをタップし、New Run Script Phaseを選択


以下のスクリプトを貼り付ける

(パスやファイル名は適宜変更してください)

if [ "${CONFIGURATION}" == "Release" ]; then
cp "${PROJECT_DIR}/${PROJECT_NAME}/GoogleService-Info-Release.plist" "${BUILT_PRODUCTS_DIR}/${PRODUCT_NAME}.app/GoogleService-Info.plist"
else
cp "${PROJECT_DIR}/${PROJECT_NAME}/GoogleService-Info-Debug.plist" "${BUILT_PRODUCTS_DIR}/${PRODUCT_NAME}.app/GoogleService-Info.plist"
fi
  • この記事を書いた人

ツシマ ショウヘイ

フリーランスのiOS/Androidアプリエンジニア。 自作アプリがストアのカテゴリ別ランキングで2位を達成!! 自分用のメモを兼ねてブログを始めました。