外部から取り込んだファイルをビルド環境別に変えたということがあるかと思います。
例えばアプリの開発を行う際によく利用される分析ツールとしてFirebase Analyticsがありますが、開発用と本番用で分析環境を分けるといった運用をすることはよくあるかと思います。
その際にFirebaseで発行されたGoogleService-Info.plistファイルをアプリ内で持つ必要がありますが、この時のGoogleService-Info.plistファイルを例にして、開発用と本番用で使用するファイルを変える方法をご説明します。
環境別に外部ファイルを追加
GoogleService-Info.plistファイルを名前を変えて、GoogleService-Info-Debug.plist、GoogleService-Info-Release.plistとして追加
Run Scriptを追加
Build Phases+ボタンをタップし、New Run Script Phaseを選択
以下のスクリプトを貼り付ける
(パスやファイル名は適宜変更してください)
if [ "${CONFIGURATION}" == "Release" ]; then
cp "${PROJECT_DIR}/${PROJECT_NAME}/GoogleService-Info-Release.plist" "${BUILT_PRODUCTS_DIR}/${PRODUCT_NAME}.app/GoogleService-Info.plist"
else
cp "${PROJECT_DIR}/${PROJECT_NAME}/GoogleService-Info-Debug.plist" "${BUILT_PRODUCTS_DIR}/${PRODUCT_NAME}.app/GoogleService-Info.plist"
fi